1、仏さまに出会えるお寺 2、仏さまのお話が聞けるお寺 3、仏さまの心を共にする人が集まるお寺 その昔、人々はどうしようもない苦しみや悩みに出会ったとき、 或いは何が何でも叶えなければならない切実な願いが生じたとき、 神仏にそれこそ死に物狂いでおすがりしたものです。 しかし、現代では信仰はそっちのけで単なる観光コースの通過点になっていたり、 また、地方の一村一ヶ寺の小規模寺院の多くは、明治時代以降の廃仏毀釈により、 経営基盤が失われ、寺院の存続のみに歴代住職はエネルギーを奪われて、 人々の切なる願いを受け入れる余裕は徐々に失われ、人々の寺離れが進んでまいりました。 そんな時代を経て、現代は一昔と比べ物にならないほど、物資に恵まれ、 欲しいものはほとんど手に入る豊かな時代を迎えましたが、 それによって毎日が幸せな生活を送っているかといえば、案外とそうでなく、 逆に「心の時代」と叫ばれ続けています。 その私たちの大切な心を、いつの時代も支えてきたのが、人間の根本(宗)の教え (教)つまり宗教なのです。なかでも仏教は千数百年をかけて日本人の精神生活に深く 浸透し、その支えとなってきました。 「仏」「法」「僧」の三宝を次の三つの誓願として明らかに致します。 1、仏さまと出会えるお寺であるー「仏」 2、仏さまのお話が聞けるお寺であるー「法」 3、仏さまの心を共にする人が集まるお寺であるー「僧」 この仏・法・僧の三宝の具体的な実践として、各霊場の巡礼、所願成就の護摩祈祷、 各種法話会、写経の集い等を実修しております。 その功徳は大いなる仏の慈悲にいだかれて、心は落ち着きを取り戻し、 願い、祈りが必ず成就いたします。 |